樽脇園の農業LIFE

1年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短いと言われている冬至(とうじ)。

 

冬至の日に柚子湯が有名ですね。

冬至の日に柚子湯に入る習慣には諸説ありますがそのひとつに、昔はお風呂に毎日入る習慣がありませんでした。また、お風呂に入ることは汚れを洗い流すというよりも、身を清めるという意味の方が強かったようです。

冬至の日はこれから日照時間が増える日ですので、運を呼び込む前の厄払いをするために身を清めるという意味でお風呂に入っていたそうです。

そして、ゆずは香りが強く、昔の人は「強い香りの元には邪気が寄ってこない」という考えを持っていました。

これから日照時間が増える冬至の日に、厄祓いという意味でゆず湯に入るようになったというのが由来と言われています。

また、ゆずは実るまでに長い年月かかることから「長年の苦労が実りますように」との願いも込められているようです。

 

2015年の冬至の日は12月22日火曜日です。